尾瀬ハイキングのご紹介
尾瀬を訪れるハイカーは、約半分が鳩待峠からスタートしています。
尾瀬ヶ原を様々なルートで楽しむことができます。
尾瀬ハイキングに行く前のワンポイントアドバイス
1 服装
冬季以外の尾瀬では、服装は専用の登山用品である必要はありませんが、機能に優れた専用の服装をうまく着こなせれば快適です。
服装を準備するイメージは、東京より約15度寒いと考えるといいでしょう。
季節を問わない必須アイテム
●レインウェア | 機能にこだわったものを用意したほうがなにかと便利です。 |
●長袖・長ズボン | ハイキングの衣類は真夏でも基本は長袖・長ズボン。 |
●シューズ | 鳩待峠から尾瀬ヶ原への日帰りなら木道が整備されているので、晴れていれば履きなれた非登山用シューズでも問題ありません。 しかし、ひとたび雨が降ると事態は一変します。 木道はツルツル滑ります。 こうなるとサポートのしっかりした登山用がおすすめです。 しっかり踏ん張れるし多少の雨や水たまりなら浸水しません。 |
季節に応じて必要になるアイテム
●フリース | 5月下旬から水芭蕉の季節には、尾瀬にはまだ雪が残っています。 手袋代わりに軍手があればなお良し。 |
●帽子 | 尾瀬には日陰はありません。 風に飛ばされないような登山用の帽子がいいですね。 |
2 尾瀬での主なマナー
① 湿原へは絶対立ち入らない | ② 歩行は「右側」「登り優先」「禁煙」 |
③ トレッキングポールにはキャップを付けて | ④ ペットの持ち込みは禁止 |
⑤ 石鹸・シャンプーは禁止 | ⑥ トイレはチップ制 |
⑦ ゴミは持ち帰り | ⑧ 植物の種子は持ち込まない・持ち出さない |
花の見ごろ
季節毎に様々な花を咲かせる見ごろをご紹介。
春の花
ミズバショウ
さといも科、5月~6月、尾瀬ケ原、尾瀬沼
アズマシャクナゲ
つつじ科、6月、林内
夏の花
カキツバタ
あやめ科、6月~7月、尾瀬ケ原、尾瀬沼
ニッコーキスゲ
ゆり科、7月、尾瀬ケ原、尾瀬沼
至仏山に咲く花
シナノキンバイ
きんぽうげ科、6月~7月、尾瀬沼、至仏山周辺、至仏山沼
ユキワリソウ
さくらそう科、7月、至仏山
尾瀬に咲く花
ヒオウギアヤメ
あやめ科、6月~7月、尾瀬ケ原、尾瀬沼、至仏山
ハクサンイチゲ
きんぽうげ科、6月~7月、至仏山
おすすめ観光スポット
季節毎に様々な表情を見せる、人気の場所をピックアップ。
至仏山
お馴染み水芭蕉と至仏山、皆が撮るので難しいです。
尾瀬ヶ原
研究見本園の水芭蕉は遅く咲くので、霜の被害が比較的ありません。
燧ヶ岳
ヒツジグサと燧ヶ岳。
アヤメ平
研究見本園の水芭蕉は遅く咲くので、霜の被害が比較的ありません。